厄年日記

本厄です。

2日目

 

本日は、厄祓いに行ってきた。

 

人生初の厄払いは、毎年初詣に家族で行っている神社にした。

厄さえ祓えれば、特にこだわりはない。

 

まず入り口で厄年一覧表を念のため確認する。

私は平成四年生まれの申年なので、ばっちり本厄だった。しかも大厄と書いてある。こわい。赤で囲まれるとこわさが増す。

 

母が歩いている神主さんを捕まえて厄除けをお願いし、神社の中に通される。

そこで初穂料(5000円くらい)を収めて、住所や名前、生年月日を聞かれる。

そこで改めて、「大厄ですね」と言われて怯む。

また住所が四日後に変わるのだが、とりあえず今いる場所で…と思い、現住所を告げた。

これも些か不安だったが、気の持ちようなので考えないことにする。

 

家族が並んで座り、いよいよ厄祓いをしてもらう。

途中神主さんが深くお辞儀をするたびに、隣に座っていた母がぺこりとお辞儀をするので笑ってしまいそうになったがギリギリで耐えた。

白い紙のついた棒で祓ってもらい、鈴のたくさんついた棒でも祓ってもらい、サカキ?の枝を献上し、太鼓を叩いて歌を歌われて、厄祓いは終了した。

 

「これでとりあえずは大丈夫でしょう」と言われ、とりあえず……?と思ったが、大丈夫なのだということで頂いた破魔矢やお札やお守りを抱えて帰った。

くじ引きもしたが、家族では私だけ末吉で、他は吉だった。それにもモヤッとしたが、最終的には物事が良くなる的な内容だったので信じることにする。

拝殿にはへたうまな書が飾ってあった。

天気も良くて、よーし厄が落ちたぞ!という気になった。

 

帰り道に母が、今日もらったお札を新居に飾りなさいと言ってくる。そういえば神主さんも言っていた。

すぐに飾らないと100%粗末にしてしまうので、明日は百均で飾るための棚を探してみようと思う。

 

これで一年の厄を除けられますように。